どうも~、小さいころから頭痛持ちすみえる(@PSumiele)でございます。
本日は、体調管理についてのお話になりますよ!なので、アフィリエイト系は表示しません!安心してください!(笑)
みなさんは「頭痛」って知ってますか?(笑)読んで字のごとくやないかーい!って突っ込んだ方は、是非読んでもらいたいのですが、頭痛にも色々な頭痛があって、市販の薬で収まる頭痛とお医者さんに行かないと収まらない頭痛ってのがあるんです。そして、これを周りの人も理解してあげないと、精神的にも頭痛がよりひどくなるなんてことになりかねないんですね。
今回は頭痛の種類とどうちがうのかを知ってもらって、もし周りにそんな先輩や部下などいらっしゃったらこの内容を活かしてもらえると、頭痛を持っている方にはすごく助けになって、会社であれば業績がもっとあがり、学生であれば成績がもっと良くなるなんてことにもなり得ますので、ぜひ覚えて下さいね♪でも、とりあえずこれだけは先に実行してください!
「自己判断せず頭痛専門医(頭痛外来)に行く!」
では、行ってみましょう!
頭痛とは?
冒頭でも申し上げましたが、頭痛といっても様々な種類があります。調べてみると、以下のような説明があります。
頭痛を呈する疾患は大きく2つに分けられます。くも膜下出血や脳腫瘍などは器質性頭痛疾患、あるいは二次性頭痛と呼ばれます。また、慢性に頭痛を繰り返す疾患で、明らかな脳病変などを伴わない疾患は機能性頭痛疾患、あるいは一次性頭痛と呼ばれます。頭痛を呈する疾患は国際頭痛分類第3版によって細かく分類されており、その分類は世界共通のものです。
一般社団法人 日本神経学会HPより
一般的に言われる「頭痛」というときには、この機能性頭痛疾患=一次性頭痛をさすのですが、この一次性頭痛にも大きく分けると3つに分かれてきます。そして、その3つには性質の違いと効く薬の種類も違うそうなんですね。ここがやっかいなところなんです。その3つについて、詳しく見ていきましょう!
1.片頭痛
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片頭痛という名称は頭の片側が痛むことに由来していますが、実際には4割近くの片頭痛患者さんが両側性の頭痛を経験しておられます。片頭痛は前兆の有無と種類により「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」などに細分類されています。疑い例を含めると、年間有病率は8.4%と推定され、かなり患者数が多い疾患のようですね。また、片頭痛は女性に多いのも特徴ですが男性もいます!私のように(笑)
前兆は、頭痛より前に起こる症状で、キラキラした光、ギザギザの光(閃輝暗点)などの視覚性前兆が最も多くみられます。通常は60分以内に前兆が終わり、引き続いて頭痛が始まります。漠然とした頭痛の予感や、眠気、気分の変調などは前兆と区別して予兆といいます。
片頭痛発作は通常4時間~3日間続き、片側の拍動性頭痛が特徴です。頭痛の程度は中等度~高度で日常生活に支障をきたします。また、階段の昇降など日常的な運動により頭痛が増強することも特徴のひとつです。
なので、「運動不足が原因だから運動しなさい」って言われたとしても動くと余計気分が悪くなるのでいけませんよ!
悪心(吐き気)、嘔吐を伴うことが多く、頭痛発作中は感覚過敏となって、ふだんは気にならないような光、音、においを不快に感じる方が多いです。
片頭痛の治療は大きくわけて2種類あります。頭痛発作が起こった時になるべく早く頭痛を鎮めるための治療法を急性期治療といいます。もうひとつは頭痛がない日もあらかじめ毎日お薬を飲んで、頭痛発作を起こりにくくし、また、頭痛発作が起こっても軽くすむようにするための予防療法です。
急性期治療にはスマトリプタンを始めとするトリプタンが使用されています。比較的軽度の発作では、アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)やアセトアミノフェンが用いられます。片頭痛の患者さんではこのような急性期治療薬を使用しすぎると頭痛が悪化したり、慢性化したりすることがあります。 これを「薬剤使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛, MOH)」と呼びます。また、片頭痛の予防薬としては塩酸ロメリジンやバルプロ酸などが用いられます。世界的には、より病態理解に基づいた分子標的療法を導入する動きがあり、近い将来に我が国でも新薬が使えるようになる見込みです。
私の今処方されている薬は、トリプタン系のマクサルトRPD錠というものなのですが、脳内における血管収縮作用や抗炎症作用などにより、片頭痛時の痛みなどを和らげる薬だそうですね。市販の頭痛薬で全然効かなかったのですが、嘘みたいにすぐ収まりました。ただ使用過多を防ぐためか3回分しかもらえませんでした。ちゃんと考えられた処方ということですね♪
2.緊張型頭痛
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緊張型頭痛は反復性(月に15日未満)と慢性(月に15日以上、3ヶ月を超える)に分類されています。各々、頭蓋周囲の圧痛を伴うものと伴わないものに細分類されています。頭痛は30分から7日間続き、圧迫されるような、あるいは締めつけられるような非拍動性の頭痛で、多くは両側性です。頭痛の程度は軽度~中等度で、頭痛のために日常生活に支障が出ることはあっても通常は寝込んでしまうようなことはありません。
緊張型頭痛の原因としては、口・顎部の機能異常、心理社会的ストレス、不安、うつ、妄想や妄想概念としての頭痛、筋性ストレス、頭痛に対する薬剤乱用などがあげられます。市販の頭痛薬の飲みすぎなんかでもこれが起きてしまうので飲みすぎは注意ですよ!
発作性緊張型頭痛にはNSAIDsが用いられます。筋弛緩作用を合わせ持つ抗不安薬(エチゾラム、ジアゼパムなど)を鎮痛剤と併用するとよいこともあります。
慢性緊張型頭痛では予防的に抗不安薬や抗うつ剤が用いられています。筋弛緩剤(チザニジンなど)の併用が有効な例もあります。
私が以前通っていた頭痛外来ではない普通の病院ではこちらだと診断されたようでこちらの薬をもらっていたので、効かなかったんですね! どれに該当するかを的確に判断できないと、効く薬も見つからないわけです(;´Д`)
3.群発頭痛
群発頭痛は片側の眼周囲~前頭部、側頭部にかけての激しい頭痛が数週から数ヶ月の期間群発することが特徴です。夜間、睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、頭痛発作時には頭痛と同じ側に眼の充血や流涙などの自律神経異常に起因する症状を伴うことが特徴です。1回の頭痛発作は15分~180分で片頭痛と比べると短いのですが、2日に1回~1日に8回(大部分は1日に1~3回)といったように何回も発作が起こるのが特徴です。発作が群発する時期は群発期と呼ばれますが、それが終わると次の群発期まで発作が起こらない寛解期となります。一部の症例では寛解期がない、あるいは存在しても3ヶ月未満であるため非常に生活支障度が高くなります。このような症例は慢性群発頭痛と呼ばれます。
群発頭痛の発生率は人口10万人当たり9.8人と比較的少なく、一般の方は勿論のこと医師の間でもあまり認知されていないタイプの頭痛です。激しい頭痛発作で、複数の病院を受診されてもはっきりと診断してもらえないことがあるようです。また、群発頭痛と同様の症状を呈しても下垂体腫瘍だったりすることがあるため、慎重な鑑別診断が必要とされます。
群発頭痛は20~30才代に多く、約85%は男性とされていたのですが、最近の欧米の調査では男女差が縮小してきて、女性の群発頭痛も稀ではなくなっているとされています。
頭痛発作時の治療としては酸素吸入(マスクで純酸素7-10L/分、15分間)、スマトリプタンの皮下注射が効果的です。自己注射キットが非常に便利です。群発頭痛の発作に通常の鎮痛剤は無効です。
群発期初期の予防療法にはカルシウム拮抗薬であるベラパミルやステロイド(プレドニゾロンなど)が用いられています。
あとがき
このように、単に頭痛と呼ばれていても実際は、原因も症状も解決する方法も全く違ってくるところが周囲の理解がなかなか及ばないところでもあるわけなんですね。ですので、できるだけ多くの人にこのことを知ってもらい、早期に頭痛外来の病院へ行ってもらい、検査をしてもらって、それぞれにあったお薬を処方してもらうのが頭痛から解放される一番の近道です!
はじめは、「あー、まぁ頭痛薬のんでじっとしてれば治まるから」と思ってしばらく病院に行っていない方がいらっしゃったら、すぐに頭痛外来のあるお医者さんに行ってくださいね!経験者ならぬすみえるは語りますよ(笑)
最後まで、読んで頂きありがとうございました!少しでも、頭痛を抱えて苦しんでる人が減ることを祈ってます!では!
どうも~、小さいころから頭痛持ちすみえる(@PSumiele)でございます。
本日は、体調管理についてのお話になりますよ!なので、アフィリエイト系は表示しません!安心してください!(笑)
みなさんは「頭痛」って知ってますか?(笑)読んで字のごとくやないかーい!って突っ込んだ方は、是非読んでもらいたいのですが、頭痛にも色々な頭痛があって、市販の薬で収まる頭痛とお医者さんに行かないと収まらない頭痛ってのがあるんです。そして、これを周りの人も理解してあげないと、精神的にも頭痛がよりひどくなるなんてことになりかねないんですね。
今回は頭痛の種類とどうちがうのかを知ってもらって、もし周りにそんな先輩や部下などいらっしゃったらこの内容を活かしてもらえると、頭痛を持っている方にはすごく助けになって、会社であれば業績がもっとあがり、学生であれば成績がもっと良くなるなんてことにもなり得ますので、ぜひ覚えて下さいね♪でも、とりあえずこれだけは先に実行してください!
「自己判断せず頭痛専門医(頭痛外来)に行く!」
では、行ってみましょう!
頭痛とは?
冒頭でも申し上げましたが、頭痛といっても様々な種類があります。調べてみると、以下のような説明があります。
一般的に言われる「頭痛」というときには、この機能性頭痛疾患=一次性頭痛をさすのですが、この一次性頭痛にも大きく分けると3つに分かれてきます。そして、その3つには性質の違いと効く薬の種類も違うそうなんですね。ここがやっかいなところなんです。その3つについて、詳しく見ていきましょう!
1.片頭痛
片頭痛という名称は頭の片側が痛むことに由来していますが、実際には4割近くの片頭痛患者さんが両側性の頭痛を経験しておられます。片頭痛は前兆の有無と種類により「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」などに細分類されています。疑い例を含めると、年間有病率は8.4%と推定され、かなり患者数が多い疾患のようですね。また、片頭痛は女性に多いのも特徴ですが男性もいます!私のように(笑)
前兆は、頭痛より前に起こる症状で、キラキラした光、ギザギザの光(閃輝暗点)などの視覚性前兆が最も多くみられます。通常は60分以内に前兆が終わり、引き続いて頭痛が始まります。漠然とした頭痛の予感や、眠気、気分の変調などは前兆と区別して予兆といいます。
片頭痛発作は通常4時間~3日間続き、片側の拍動性頭痛が特徴です。頭痛の程度は中等度~高度で日常生活に支障をきたします。また、階段の昇降など日常的な運動により頭痛が増強することも特徴のひとつです。
なので、「運動不足が原因だから運動しなさい」って言われたとしても動くと余計気分が悪くなるのでいけませんよ!
悪心(吐き気)、嘔吐を伴うことが多く、頭痛発作中は感覚過敏となって、ふだんは気にならないような光、音、においを不快に感じる方が多いです。
片頭痛の治療は大きくわけて2種類あります。頭痛発作が起こった時になるべく早く頭痛を鎮めるための治療法を急性期治療といいます。もうひとつは頭痛がない日もあらかじめ毎日お薬を飲んで、頭痛発作を起こりにくくし、また、頭痛発作が起こっても軽くすむようにするための予防療法です。
急性期治療にはスマトリプタンを始めとするトリプタンが使用されています。比較的軽度の発作では、アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)やアセトアミノフェンが用いられます。片頭痛の患者さんではこのような急性期治療薬を使用しすぎると頭痛が悪化したり、慢性化したりすることがあります。 これを「薬剤使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛, MOH)」と呼びます。また、片頭痛の予防薬としては塩酸ロメリジンやバルプロ酸などが用いられます。世界的には、より病態理解に基づいた分子標的療法を導入する動きがあり、近い将来に我が国でも新薬が使えるようになる見込みです。
私の今処方されている薬は、トリプタン系のマクサルトRPD錠というものなのですが、脳内における血管収縮作用や抗炎症作用などにより、片頭痛時の痛みなどを和らげる薬だそうですね。市販の頭痛薬で全然効かなかったのですが、嘘みたいにすぐ収まりました。ただ使用過多を防ぐためか3回分しかもらえませんでした。ちゃんと考えられた処方ということですね♪
2.緊張型頭痛
緊張型頭痛は反復性(月に15日未満)と慢性(月に15日以上、3ヶ月を超える)に分類されています。各々、頭蓋周囲の圧痛を伴うものと伴わないものに細分類されています。頭痛は30分から7日間続き、圧迫されるような、あるいは締めつけられるような非拍動性の頭痛で、多くは両側性です。頭痛の程度は軽度~中等度で、頭痛のために日常生活に支障が出ることはあっても通常は寝込んでしまうようなことはありません。
緊張型頭痛の原因としては、口・顎部の機能異常、心理社会的ストレス、不安、うつ、妄想や妄想概念としての頭痛、筋性ストレス、頭痛に対する薬剤乱用などがあげられます。市販の頭痛薬の飲みすぎなんかでもこれが起きてしまうので飲みすぎは注意ですよ!
発作性緊張型頭痛にはNSAIDsが用いられます。筋弛緩作用を合わせ持つ抗不安薬(エチゾラム、ジアゼパムなど)を鎮痛剤と併用するとよいこともあります。
慢性緊張型頭痛では予防的に抗不安薬や抗うつ剤が用いられています。筋弛緩剤(チザニジンなど)の併用が有効な例もあります。
私が以前通っていた頭痛外来ではない普通の病院ではこちらだと診断されたようでこちらの薬をもらっていたので、効かなかったんですね! どれに該当するかを的確に判断できないと、効く薬も見つからないわけです(;´Д`)
3.群発頭痛
群発頭痛は片側の眼周囲~前頭部、側頭部にかけての激しい頭痛が数週から数ヶ月の期間群発することが特徴です。夜間、睡眠中に頭痛発作が起こりやすく、頭痛発作時には頭痛と同じ側に眼の充血や流涙などの自律神経異常に起因する症状を伴うことが特徴です。1回の頭痛発作は15分~180分で片頭痛と比べると短いのですが、2日に1回~1日に8回(大部分は1日に1~3回)といったように何回も発作が起こるのが特徴です。発作が群発する時期は群発期と呼ばれますが、それが終わると次の群発期まで発作が起こらない寛解期となります。一部の症例では寛解期がない、あるいは存在しても3ヶ月未満であるため非常に生活支障度が高くなります。このような症例は慢性群発頭痛と呼ばれます。
群発頭痛の発生率は人口10万人当たり9.8人と比較的少なく、一般の方は勿論のこと医師の間でもあまり認知されていないタイプの頭痛です。激しい頭痛発作で、複数の病院を受診されてもはっきりと診断してもらえないことがあるようです。また、群発頭痛と同様の症状を呈しても下垂体腫瘍だったりすることがあるため、慎重な鑑別診断が必要とされます。
群発頭痛は20~30才代に多く、約85%は男性とされていたのですが、最近の欧米の調査では男女差が縮小してきて、女性の群発頭痛も稀ではなくなっているとされています。
頭痛発作時の治療としては酸素吸入(マスクで純酸素7-10L/分、15分間)、スマトリプタンの皮下注射が効果的です。自己注射キットが非常に便利です。群発頭痛の発作に通常の鎮痛剤は無効です。
群発期初期の予防療法にはカルシウム拮抗薬であるベラパミルやステロイド(プレドニゾロンなど)が用いられています。
あとがき
このように、単に頭痛と呼ばれていても実際は、原因も症状も解決する方法も全く違ってくるところが周囲の理解がなかなか及ばないところでもあるわけなんですね。ですので、できるだけ多くの人にこのことを知ってもらい、早期に頭痛外来の病院へ行ってもらい、検査をしてもらって、それぞれにあったお薬を処方してもらうのが頭痛から解放される一番の近道です!
はじめは、「あー、まぁ頭痛薬のんでじっとしてれば治まるから」と思ってしばらく病院に行っていない方がいらっしゃったら、すぐに頭痛外来のあるお医者さんに行ってくださいね!経験者ならぬすみえるは語りますよ(笑)
最後まで、読んで頂きありがとうございました!少しでも、頭痛を抱えて苦しんでる人が減ることを祈ってます!では!
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